umiyuri111のブログ

就活を始めた地方公立大の大学生。自己分析をするにあたり、「自分の気持ちが分からない」「自己主張できない」を整理するために始めました。

ミミズ使いの過去②~自己主張しなくなった理由~

◎「~だったと思う」「~だった気がするんだけど・・・」が口ぐせ
◎大事な場面で自己主張することを躊躇してしまう
◎あるいは最初から自己主張すること、また言い返すことをしない


 これは私が最近になって強く自覚するようになり、悩んでいることです。
 その原因に対してwhy?を繰り返すと、やっぱり最後に家庭での経験が影を落としていることに気が付きます。


  謝ってるのに許してくれない?
 母親の中での私という存在は「自己中で役立たず、おまけに意固地で聞き分けの無い、どうしようもない子供」という事になっていました。(というよりかは母親がそういうことにしたかった?)
 私を根っからの悪者に仕立て上げることで「正しいことを言っているまっとうな母親」ポジションを保ちたかったのでしょう。
そうすれば私を「感情のゴミ箱」にすることに躊躇しなくて済むだろうし。
 母親は一度機嫌を損ねると、ありとあらゆる否定の言葉で私の人格を弾圧してきましたし、それは私が成長して口が回るようになればなるほど酷くなりました。


 高校3年か大学1年辺りで体力では私に勝てないと悟ってからは平常時でも嫌味をぶつけてきたり、内容がより一方的で理不尽なものになってきたように思います。
(↑この年齢までキレるとごく当たり前に叩かれたり掴みかかってこられたりしました。中高生の弟2人の方がすでに体格的に勝っていたので、彼らへの分の暴力も私にぶつけられる状態でした。)


父親が寝た後や不在の時に限り、2階の私の部屋までやってきては自分の行いを激しく責め立てられ、「お前はごめんなさいの一言も言えないのか!?」と、近所にも聞こえるほどの剣幕で怒鳴り散らされ。
 母親がこれ以上怒るのが、手を上げられるのが耐えられなくて必死に謝っても、


「どうせ謝れば済むと思ってんだろ!?」
「反省の気持ちがこもっていない!!」


 と、私が謝ることがかえって母親を逆上させるだけでした。
(私が泣きながら謝って母親の怒りが収まったのは過去に1回だけでした。)
 そればかりか、頭を殴られてよろけたり、突き飛ばされて壁に激突しても、


「あーわざとらしい!ほんとに嫌な子だねぇ」


と、これだけ私を痛めつけておいて自分は大したことをしていない、という態度でした。
 母親はきっと私に「ダメージは受けてくれるけど傷の付かない体のいいサンドバッグ」でいて欲しかったのでしょう。なぜなら私は母親にとって「感情のゴミ箱」「捌け口」でしかでなかったから。
 それでも私がほんの少し前まで反撃しなかったのは、まだ「親を殴ってはいけない」という良心が残っていたからです。周りの友人たちの影響もあり「自分を守らなければ」という気持ちが芽生え、一度本気で反撃して以降は、暴力を受けることはなくなりました。


 ここで言いたいのは、「謝ったのに許してもらえなくて辛かった」という旨ではなく。
 間違ったことをすれば叱られるのはごく普通のことだし、謝ったら許してくれて当然だと主張するつもりはありません。
けれど母親の感情に任せたあまりにも一方的な怒りは幼心に突き刺さり、長い間私を苦しめました。


 ネットで「母親 謝ってるのに許してくれない」で検索をかければ私と似たような例はたくさんあり、



これが世間の標準なのか、と人知れず絶望しました(笑)
(実際↑のような家庭が大半なのでしょうか?誰か今度教えてくれ\(^O^)/)


 とある海外インターンシップの一貫でベトナムで活動していた時、お世話になったファシリテーターの方にこんな言葉をいただきました。


 「人が怒るのは、その人がそうしたいからだよ。」


 この言葉でようやく母親が私を「怒りでコントロールしようとしていた」と、はっきり認識できるようになりました。
今までは自分に非があると認識していたからこそ、「叱る」のと「ただ感情に任せて怒りをぶつける」ことの境界が分からなかったのです。
 ファシリテーターの方から「今までずっと耐えてきたんだね。我慢しすぎて涙も枯れてしまうぐらい耐え続けていたんだね。」と温かい言葉をいただき、自分の中にこれだけの涙が残っていたのかと思うぐらい号泣したこと、その景色も今でも鮮明に覚えています。


・・・


 趣旨は少しずれましたが、私が自己主張しなくなったのは、自己主張すると弾圧されるのが当たり前の環境で生きてきたから。
でもその「当たり前」は、これから私が生きていく世界での「当たり前」ではない。


 今も昔受けた仕打ちを思い出して涙ぐむこともあるし、母親とは同じ屋根の下にいるにもかかわらず口も利かないで、お互いの存在を無視しあっているような状態です。
 まだ完全に自分に自信を持てたり自己主張が出来ていないと感じることも多いです。


 けれど。
 幸いお付き合いしている彼や大学からの友人知人を始めとして、私の生い立ちに理解を示してくれて受け入れてくれる人は多いです。
それが今の自分にとって何よりも支えになっているし、自分という人間が「親に虐待されていて、問題を抱えている人」という側面だけではないことに気付かせてくれています。


 今学期中は厳しいけれど、来学期以降は親元を離れて就活をしながら心に刺さったままのトゲを抜くことをしていければと考えています。
そうしたら今よりももっと多様な考え方が出来るようになってくるはず。
今日はこの辺で切り上げたいと思います。

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